4種類の三和音(トライアド)違いを見分ける聞き分ける:知識ゼロからのギターコード攻略(7)

4種類の三和音(トライアド)違いを見分ける聞き分けるには?:コード攻略の突破口②

前回コード攻略の突破口①では、コードは基本「3度重ね(奇数度重ね)」と言う内容でしたが、その結果出来てきた三音のコードが次の4つでした。
 
 
オーグメント・トライアド
構成音:R-Maj-#5(ルート-長3度-増5度):C音・E音・G#音
表記

:「Caug」 または「C+」「C#5」

 
メジャー・トライアド
構成音:R-Maj-P5(ルート-長3度-完全5度):C音・E音・G音
表記:

「C」 または「CM」「Cmaj」「C△」

 
マイナー・トライアド
構成音:RーmーP5(ルート-短3度-完全5度):C音・Eb音・G音
表記:

「Cm」 または「C-」

 
ディミニッシュ・トライアド
構成音:R-mーb5(ルート-短3度ー減5度):C音・Eb音・Gb音
表記:

「Cdim」 または「C。」

 
 
トライアドは4種類あるわけです。全てのコードはこのトライアドが母体となって更に4音目5音目と追加されたり、3度を4度の音に置き換えたりと様々な組み合わせが出てきますので、まずこのトライアドを覚えましょう。ギター上にはどのように現れるのでしょうか?⑥⑤④弦にまたがるトライアドと、⑤④③弦上でつくるトライアドとでは、形が全く同じになります。これは前回の図をご確認ください。
 
これに比べ、④③②弦上、③②①弦上にトライアドを作る場合は、それぞれ形がことなります。
④ルート③ルートのトライアド

ギターの調弦法に起因するズレが生じます。これは、⑥弦ー⑤弦、⑤-④、④-③、そして②-①の弦同士の音程間隔は完全4度であるのに対し、②弦ー③弦間の音程間隔のみ長3度となっているためです。

 

 

次に、4つのトライアドを、コードフォームつまり形で比較してみます。ルート音はどこでも構いません。ぜひギターを持って目と指と耳をつかって確認してみてください。最初に共通のフォームをもつ、⑥⑤④弦上および⑤④③弦上です。

aug6543

aug ⑥⑤④弦/⑤④③弦

 

maj6543

maj ⑥⑤④弦/⑤④③弦


min6543

m ⑥⑤④弦/⑤④③弦

 

dim6543

dim ⑥⑤④弦/⑤④③弦


 

次に④③②弦です。上の図のフォームと少し違うことに注意して実際に音を鳴らしながら確認しましょう。「メジャーというのはこういう響き」とか「ディミニッシュは何だか不気味なサウンドだな」など自分なりで構いませんので、ぜひ4種類それぞれの特長を味わいながら進めてください。

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aug ④③②弦

 

maj432

maj ④③②弦


min432

m ④③②弦

 

dim432

dim ④③②弦


 

最後に、③②①弦のフォームです。これも上に紹介したフォームと異なっていますね。音域が高くなってきていますが、4種類のトライアドそれぞれのキャラは同じだということをよく確認しながら鳴らしてみましょう。

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aug ③②①弦

 

maj321

maj ③②①弦


min321

m ③②①弦

 

dim321

dim ③②①弦


メジャーやマイナーというのは、様々な音楽の中で出てくる頻度も多く、明るい暗いなどとイメージしやすい響きを持っています。その他の2つ、オーグメント、ディミニッシュはコード初心者の方にはなかなかピンと来ないこもしれません。そこで、誰かが言ってたのですが、オーグメントは「教育テレビの理科の実験番組」、ディミニッシュは「火曜サスペンス劇場」(笑)・・・という感じです。ぜひ耳を使って聴き比べてみてください。



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