
かつてはこのしまむらミュージックスクールの発表会でウクレレギターオーケストラをスタートさせ20名超のゲリラライブ企画なども行いました。それが現在のIcMF-BigBandへと繋がって来たわけです。
2025年の発表会は、いつものこの市民芸術村ミュージック工房で行いました。入門してほどなくしてステージに立つ小学生から、まさに同じような年ごろから続けてきて今回ソロギターに初挑戦した中学生、歌い出すと止まらないノリノリおじいさままで。私も音とリズムによるサポートを楽しんできました。
あらためて、みんなやっぱり自分の好きな曲を弾きたいわけで、そこにはただ曲がいいとか好みのメロディとかもちろんあるのだけれど、その曲を選ぶ何らかの理由が一人一人あって、それも含めて「弾きたい曲」となっている、いわゆる「パーソナルソング」が重要だなと思いました。
そんなパーソナルソングを演奏するためにも、それが可能な機会を作り出すことが欠かせません。全世代型技術的制約フリー楽団活動は、そんなより広がりをもった「演る側」層が増えることにより、音楽が続く環境をしたたかに育んでゆこうというもの。楽器を手にする人なら誰もが自分自身の思い入れお気に入りの曲を演奏しなければならないし、かつ、音楽自体を生かし続ける場を作ってゆくことも忘れないで欲しいと思っています。ぜひIcMF-BigBandに気軽に参加して(参加しない年もあっていい)一緒にその創造的な意識を少しだけ持ちつつ共鳴する楽しさを味わってみませんか?