前回は「スイングさせる」と題して、ジャズの代表的なリズムでのアレンジ法について紹介しました。
今回は引き続き、音的にはそのままスイングバージョンでやったものを用いながら、つまりコードのボイシングも押さえ方も同じままで、リズムパターンのみ変えるというアプローチで行きたいと思います。
この手法を用いてアレンジ出来るスタイル(ジャンル)は色々ありますので、今回から数回に渡って扱ってみたいと思います。
まずはジャズつながりでジャズワルツバージョンです↓
ジャズというと「4ビート」と言われるように4拍子系が多いジャズですが、3拍子の代表格であるワルツも、ビル・エバンズ(ジャズ・ピアニスト、ジャズワルツの名曲「Waltz for Debby」の作者。)などにより有名です。このシリーズの題材曲であるHappyBirthdayToYouはもともとは3拍子ですので、よりストレートなアレンジが可能といえるかもしれません。では最後に、ジャズワルツのフィンガースタイルによる基本リズム例です↓
![ジャズワルツの伴奏法フィンガースタイル](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s5f00cd62cce720e6/image/ib260e3326a5a1250/version/1463460032/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%84%E3%81%AE%E4%BC%B4%E5%A5%8F%E6%B3%95%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB.png)