ハワイアンギタリストにラスゲアードとスパニッシュモードを伝授(^^)

Esus4(add b9)

日ごろからちょくちょく人前で演奏されておられるギター弾きの方がレッスンに来られました。基本はハワイアンバンドのギタリストさんで、スタイル的にはジャズのアドリブからボサノバ、フォルクロ―レまで幅広くされておられるとのことでした。

 

レッスンでは「ラスゲアードを本格的に取り入れて、チャランゴ(南米のマンドリンのようなウクレレのような楽器)風の伴奏ギターを弾きたい」「アドリブのときにジャズで使うスケールとはまた違った、フラメンコの音づかいやフレージングを取り入れたい」というご要望でした。

 

これを聞いた時点で、この方がかなりマニアックなレッスンをお求めだったのはお分かりいただけたかと思いますが、さらに私の背中のかゆい所に手をかけるようなご質問を頂いたのでした^-^

 

「フラメンコではこんなコードを使うんでしょうか?YouTubeとか見てると時折見かけるのですが・・・」(図)

 

というわけで

 

 Esus4(add b9)

 

のことでした!(こう表現するのが正しいのかは分かりませんが)

確かにジャズではほとんど使われないコードでしょう。クラシックやその他ポップス系においても見覚えはありません。開放弦を鳴らしたままコードを動かしてたみたらまたま出来たっぽいコードにも見えます。

 

このコードの独特な響きのとりこになってしまった・・・。お気持ちよく分かります(笑)。使い方をわきまえる必要はあるかと思いますが、カッコイイですよね~。レッスンでは使い方の例やその他のフラメンコ語法的なコード進行についても少し紹介・・・。

 

気になる方はぜひ一度弾いてみてそのサウンドを味わってみて下さい。そしてどんなところにこのコードを使えるか色々試してみて下さいね!前後のコード進行などが相まってはじめて効果を発揮するとも言えるので、興味あるけどちょっと難しいなというかたは気軽にご連絡下さい☆