ウクレレとギター(アコギ/クラギ)のPAについて思うこと

会場ごとに勝手が異なるイベント結局はピックアップの良しあしがモノを言う

イベントのアトラクションでお仲間と共に演奏してきました。今回の機材は会場にある会議・講演目的のPAセット、よくホテルの宴会場などで見かけるタイプのものです。ミキサーのチャンネルには予めマイクが何本か充てられております。そのマイクをそのままボーカル用に使用し、別に楽器(ウクレレ・ギター)用として5チャンネルの簡易PAセットを使いました。ベースはベースアンプのみ。

後から聞いてみるとおの音質の安定感が際立つSKYSONICピックアップ

ボーカルやベース、パーカッションなども入ってくる状況を考えると、生楽器のギターやウクレレを扱う場合でも、やはりライブにおいてはライン(ピックアップ)で音を拾うのが最も現実的であると思います。マイクすら無しの生音で勝負するクラシックギターのリサイタル方式こそが超例外だと考えた方が自然です。

 

ところで、楽器そのものではほぼ互角なグレードのウクレレ3本をそれぞれDIを経由して同じPAセットから出力しましたが、私のSKYSONICピックアップ搭載テナー以外はどれも余計な中低域が出てごわついた音になってしまいました。特に単音はきれいなのにストロークへ切り替えると「ゴワッ」「ぶわっ」と厭な音が・・・。仕方がないので、ストローク時にスッキリきこえる程度に音量レベルを押さえました。

 

それに引き換え、このSKYSONICピックアップ「Mini2」をマウントした私のウクレレは非常にナチュラルで音が明瞭、単音でもストロークでも気を使うことなくのびのびと演奏できます(聞こえます)。演奏中もさることながら、あとで動画を見てみると、あらためてこのピックアップの素晴らしさが良く分かりました(^^♪