ギターを活かしこんな素敵な結婚式サプライズ演奏も(音響教訓付)

フラメンコで結婚式サプライズ

先日、フラメンコのギター演奏と舞踊伴奏の依頼を受けて行ってまいりました。花嫁さんがお色直しで披露宴会場を出た後、その間を埋めるアトラクションです。お着換えの時間稼ぎとでもいったところでしょうか。

 

ギターソロが終わり、舞踊曲の伴奏イントロが始まったところで、踊るのはそこに座っていた出演者ではなく何とフラメンコ・ドレス姿で戻ってきた花嫁さん!

 

会場のほとんどの方がそのことを知らずにいたようで、なんとも華麗な花嫁さんに花婿さんもご家族もほっこりいい笑顔のサプライズ☆

 

こんなサプライズ演奏もじつに粋ですよね!演出ドンピシャ大成功でした(^^)お幸せに!本当におめでとうございます~

さてここからはわたくしの教訓備忘録・・・。

 

会場は湖を見渡せる全面ガラス張りの壁と、吹き抜け部分もある高い天井、この構造によるのか激しくエコーがかかって良~く響く。リハでは気持ち良すぎて我を忘れるほど。でもそれが命取りに…汗。

 

ハウリング対策はテキトーにして音量を絞り気味のまま、まぁいい音で響いてるからいいか、と本番、人が入った状況で、蓋を開けてみると、「ん?この音吸収度は何だ?!」
こういう会場だとこうなっちゃうのか?!人が入った状況では音量が乏しく感じるのは当然のこと想定内でしたが、ここまでガクンと下がるのは初めてでした。自分の音がよく聞こえないとダメージは大きいのは言うまでもありませんよね…涙。
ということできょうの教訓。使える武器(機材)と会場の特性に応じて、いくつもの選択肢を備えてゆけるように、ケース・スタディを積み重ねてゆかねば!「こうなっちゃったときはこの方法で、いやこういうケースになるかもしれないからこれも」という臨機応変対応力をつけていかねば!
今回は、モニター兼用でアコギアンプで作った音を会場メインPAでマイク取りしてみたのですが、ハウリングぎりぎりで音量をと思いきや本番では全然足りませんでした。ハウリングを避けるポイントを正しく知ること、コンデンサ・マイクのライブ使用についてその可能性や限界を学ぶこと、第3の案としての別機器(iRig-Acousticなど)の使用を検討、等々課題が増えた次第です…まだまだ勉強が必要ですなぁ。