DTMで長年の夢を具現

依頼者をお招きしてのマスタリング最終チェック
依頼者をお招きしてのマスタリング最終チェック

お知り合いからの依頼で先月、2曲作曲しました。数年間持ち続けておられた「オリジナル曲を歌いたい」という念願を形にするために2カ月弱でしたがお手伝いさせていただきました。インスピレーションで歌詞が出来て、ずっとそれを歌にしたいと思いながら月日が流れていたということでした。

 

制作の流れを超大雑把にご紹介したいと思います、こういうこともやっています、という感じで。


もととなった歌詞、手書きの2曲分の詩を頂いてから、全てお任せでということで作曲に入りました。伴奏にピアノの音色を入れたいという希望以外はとくに縛りない状況でしたので、全てソフトシンセで済ませ、生録無しで仕上げることにしました。

もともと、ボーカルはメロディだけにする計画でそこにフルートの音色をあて、ピアノ、ドラム、パーカッション、ベースという基本構成で作曲しましたが、歌詞が入ってないと覚えにくいということでボーカロイドもあとから投入することになりました。デモを聞いてもらい、微調整、伴奏を付けてまた聞いてもらい手直し、といったことを繰り返しながら楽曲自体はすんなり出来あがりました。しかしプリプロダクションからの細かい調整、ここに手間がかかりました。



一旦はじめるとどっぷりになりやすいDTM、気をつけなければ・・・と思いつつ、最後まで行ってしまいました(その間様々な業務は後回しに・・・)。とまれ、ひらめいた音楽を形にするには一気に行かなければなりませんから、やむを得ないところでもあります。スキルアップして作業効率を上げるしかない・・・。

 

私のDTM環境は現在のところ至ってシンプルで、Cubaseを軸に楽譜制作ソフトのFinale、iOSアプリから必要なオーディオやMidiのデータを持ってくるというものです。オーディオインターフェイスはギタリスト定番のCI2+です。PCはメモリが16Gで、CPUはインテルのCOREi5が入ってます。

 

ミックスダウンやマスタリングはまだまだ勉強が必要ですが、これは演奏のためにも非常に役に立つ内容だとつくづく感じます。自分のギター曲も形にしてゆきたいなと思っていますがまだ少し先になるかなと・・・。