Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケールの5つのポジション

一般的な長調(メジャー)やブルースなど、キーCの曲に使用することが出来るブルージ―なペンタトニック・スケールの基本ポジション一覧です。メジャー・ペンタトニックにb3(Eb)を加えた音階となっております。譜面上の開始音はスケール・フォーム中では赤色で表示してあります。

Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション1(②弦⑤弦ルート)
五線とTAB Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション1(②弦⑤弦ルート)
 Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション1(②弦⑤弦ルート)
指板 Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション1(②弦⑤弦ルート)


譜面に付した運指は開放弦を含むこのキーCの場合のものです。C以外のキーに移調するときはこの運指では弾けません。

Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション2(③弦⑤弦ルート)
五線とTAB Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション2(③弦⑤弦ルート)
 Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション2(③弦⑤弦ルート)
指板 Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション2(③弦⑤弦ルート)


ノーマルな5音のみのペンタトニック・スケールに変える場合は、図中のEbをスキップするだけですね。 

Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション3(①弦③弦⑥弦ルート)
五線とTAB Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション3(①弦③弦⑥弦ルート)
Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション3(①弦③弦⑥弦ルート)
指板 Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション3(①弦③弦⑥弦ルート)


最も広く知られている、ザ・ペンタトニック!なスケール・フォームです。

Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション4(①弦④弦⑥弦ルート)
五線とTAB Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション4(①弦④弦⑥弦ルート)
 Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション4(①弦④弦⑥弦ルート)
指板 Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション4(①弦④弦⑥弦ルート)


左手の指使いが少々複雑です。①弦⑥弦において、小指がDとEbの両方を指弦します。

Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション5(②弦⑤弦ルート)
五線とTAB Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション5(②弦⑤弦ルート)
Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション5(②弦⑤弦ルート)
指板 Cメジャー・ブルーノート・ペンタトニック・スケール:ポジション5(②弦⑤弦ルート)


Cメジャーというキーは、Amと「並行調」という同じ音階を共有できる関係にあります。そうです、ここに紹介したスケールはそっくりそのままAmの曲に使えるということですね。

スケールの種類が多くなるほど、練習がいやになる人と、面白くなる人と、おられるかもしれません。焦らず慌てず、一つひとつ日々の練習に落とし込んで覚えていきましょう。覚えるというか、スケールやコードがもつカラ―を実感して味わってゆくことで、違いが分かるようになってゆく・・・と言えるかもしれません。こうなってくると、スケール練習は楽しい趣味のようなものに変わってゆきます。もちろん、最初は何も考えずに器械的に音を出してみて、で構いません。「ウォーミングアップに何しようかな?」というときに、指板図を見ながらとにかく音を鳴らしてみるところからスタートしてみてはいかがでしょうか。