

Cmメロディック・スケールの一つ目のポジションです。ローポジションから行きたいところでしたが、12フレットを越えるハイポジションになっています。これはローポジションではEbの音がフォーム内に見出せなくなるため1オクターブ上げたためです。楽器によっては、譜例の運指では弾きにくいかもしれません。指番号はあくまで参考とお考えください。






クラシックの教科書には、上昇時はメロディック、下降時はナチュラル・マイナー・スケールを使うのがマイナー・キーの音階の基本ルールである、となっています。
※参照記事:


ジャズやそれに準ずる音楽の場合、上昇も下降もどちらもメロディック・マイナー・スケールを使うわけです。


3度の音を聞くまではメジャーかマイナーか判別出来ないスケールであるため、それがスリリングで個性的なサウンドを生み出しているのでしょう。


キーCですとポジション1が弾きにくかったかもしれませんので、例えばC#にキーを半音上げて、ポジション1をオクターブ下げた開放弦ポジションから始めてもいいかもしれません。その他、あらゆるキーにもぜひ挑戦してみてください。
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