スケールを練習することには様々な目的がありまた効果があります。既に色々なポジションでハ長調の音階は練習しておられる方も多いと思いますが、ここでは指板上を一覧でき、ポジションの移動という動作がクリアになってゆくように、7つの基本ポジションを順番に見てゆきます。ここで言う一つの「ポジション」というのは、左手の位置の移動をせずに弾ける全ての音のことです。言いかえれば、セーハの人差し指の位置を変えることなく①弦から⑥弦まで全弦使ってCの音階を上下して元の音に戻るという練習になります。


②弦のC音(ド)からスタートするのは、この後その他の6つのポジションを弾く際にも、全く同じ音程のCから始めることができるようにするためです。同じ音程のC音が指板上のどこに存在しているのかを知るのに役立ちます。
一つ目のポジションですので、とにかく深く考えずに何度も練習して覚えてしまいましょう。そうしないとなかなか先に進めませんので^ ^
「do re mi・・・」とドレミで歌いながら練習すると記憶力がアップしますよ☆ぜひ試してみてください。
なお、五線譜に付ってある数字は左手の指番号です。あまりご存知でなかった方は下をご参考に。
1=人差し指
2=中指
3=薬指
4=小指
<<「Cメジャースケールの7つのポジションを覚えよう①」>>次の記事
コメントをお書きください