ギター弾いて腱鞘炎になったときどうすれば・・・?

仕事柄、毎日ギターを一定量弾いているわけですが手指の痛いことなどは、若いときに集中的な訓練を試みたとき以外には、なかった私です。

 

先日、肘の筋肉痛がなかなか引かないなと思っているうちに、痛みが肩まで上がってきて、重いものを持つ時に苦痛を感じ始めました。

 

・・・久々の腱鞘炎か?
 
二十歳のころラスゲアードの練習で右手指が痛んだときは、柿の葉のお灸でしのぎましたが、近ごろの治療法はどうなんだろうと思いササッと検索して調べてみると、
 
 
 ・基本的には日常の習慣的原因を見つけ根気よく改善してゆくことだ
 ・「お灸院」より「接骨院」がいい
 ・「整形外科」は手術が必要なくらい末期症状になったときだけ利用するのが無難だ
 

 
と、自分なりには理解しました。(とは言え末期症状というのがどのくらい大変な状況なのかは存じませんが・・・)
 
 
ということで、数軒隣のご近所にたまたまあった年季の入った風接骨院に行ってみました!
そこには私と同じ姓でかなり親近感のわく、落ち着き払った気さくなお爺さん先生が・・・。
「腱鞘炎ですね」と診断されるかと思いきや「職業病じゃ」といわれました(笑)。
 
 
  私の方は手腕の痛みで来たのですが、「腰はどうですか?首は?」と先生。
 
 「いえ、別に痛くはないですけど・・・」
 
 「そうですか」とおっしゃりながら、腹ばいに寝そべるように言われ・・・
 
 「こりゃ話にならんわぁ~。右足を左足の長さが違っとる。」
 
 
正直少々、ビビりました。足の長さが違う⁈このところ腰は全く痛くなかったので腰に問題は無いだろうと思っていたのですが、骨盤にズレが生じていたのです。
腰から、背骨、首、首から肩腕手指まで連結してますから、ここからチェックということだったんですね…。これはギターを弾くとかいう次元ではなく健康な身体を維持してゆく上で死角となっていたところ。保健所で健康診断を受けても骨盤や首の動きは見てくれませんから(見てくれる所もあるのかも知れませんが、私の場合はそういう経験は無かったです)。
 
ありがたいことに、その場で骨盤矯正は速攻施術してもらって足の長さも正常に、首の凝りも劇的改善!あとは自然治癒力を高めるべく電圧やマッサージを継続させてもらいつつ、弾き方や姿勢を再調整してゆけば治せるばかりでなく技術的跳躍さえ可能だと確信を得て帰ってきました。
 
 
長年ギターを座って弾いてる方や、練習していて手指や腕に違和感がある方など、是非一度気軽に接骨院にいってみてはいかがでしょうか?